効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■出力制御が10数分の原発

報道によると、三菱重工業は発電出力を機動的に十数分で変えられる原子炉を実用化する。天候で発電量が不安定な再生可能エネルギーの弱点を補う電源としても使えるようにするためで、電力会社と初期設計の協議を始めた。従来の原発は、出力変更に1時間かかり再生エネの補助電源として使いにくかった。脱炭素に欠かせない再生エネの安定的な活用に向けた技術開発が活発になってきた。

炭酸ガスを排出しない原発はほぼ一定の出力で稼働させるのが世界的な常識になっていたものが非常識になるかどうか。現在どの原発もほぼ一定の稼働をしている。出力を変化させること自体が、原子炉に悪影響を与えるからだ。逆に言えば、一定出力の安定電源だとも言える。だが、太陽光や風力などの出力がお天気任せのものが増えると、原発の出力制御に必要な時間が短くなるのは望ましい。天候予測の精度にもよるだろうが、ガス火力の稼働に依存する部分が少なくなることは確かだ。

新たな原子炉は出力60万~120万キロワットの中型を想定している。核反応を調整する制御棒の駆動方式を改良するなどして、出力を半分に落としたり、元に戻したりする時間を17分と従来の4分の1程度に短くする。より小幅な調整はさらに時間を短くできる。30年代半ばの実用化を目指すということだ。

放射性廃棄物が出るという問題があるのは残念なことだが。

 

 

 

 

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