英文読売で知ったことだが、いすゞとホンダが水素を燃料とする燃料電池トラックをこの秋から公道で走行テストを計画しているということだ。両社は600キロを一回の燃料注入で走ることが出来る25トントラックを共同開発したもの。走行は基本的に電気モーターで走るから静粛だろうし、排気ガスは水蒸気だけになる。テストは東京でじっしされる。
計画の進行が少し遅いなと感じたのだが、それは中国では既に路面電車が幾つかの都市で日常的に走っているからだ。中国の場合には、カナダ製の燃料電池を使っているが、日本の場合、純国産というところに意味があるのかも知れない。両社の計画では最速2030年に商品化するようだが、安全性の確認などに時間がかかるようだ。水素を使うだけに慎重なのかも知れない。しかし、海外市場を考えると、もっと早期に商品化する方が有利になる。カナダのバラード社がGMなどと組んで、環境に厳しい条件を付けているカリフォルニア州向けにもっと早く販売する可能性があるように思うからだ。
燃料電池自動車には、水素の充填所が必要なことが制約となるが、物流事業者であれば、集荷場所に充填設備を設置すれば良い。水素の流通は既に存在するから、後は安全性の課題だけになる。重点には一回で3分ほどのようだから、電気自動車よりはるかに有利だし、蓄電池の重量が阻害要因になることもない。
日野自動車はトヨタと組んで同様の商品開発を進めているとのこと。
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