効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■米国の2020年エネルギー関連炭酸ガス排出量

米国のEIA(エネルギー情報局)が発表したところに拠ると、2020年のエネルギー関連炭酸ガス排出量は、それまでの40年で最低を記録したようだ。その量は、2019年から11%ダウンの46億トンだったが、1983年以来の最低量だった。これにはやはりCOVID-19が関係しているのと同時に、発電に使われた燃料が変化したからのようだ。

内訳で見ると、商業部門は2019年から12%減って7.32億トン、工業部門は13億トンで8%の減。家庭部門は、自宅に留まる人が多くなっていたが、気温が高めだったために暖房用のエネルギー消費が減少し、8.94億トンで6%の減少。この結果全体で見ての炭酸ガス排出量が減っている。

運輸部門を見ると、ここでも15%の減少。自動車や航空機の利用がステイホームによって減少したからのようだ。これは、全産業部門全体の中で最大の減少になっている。

ガソリン由来の排出量は13%減、ジェット燃料からは38%減、ディーゼル燃料からも8%で、交通運輸関係が最も減少量が大きく、58%減となっている。

発電に使われる燃料が石炭離れし、天然ガス再生可能エネルギーにシフトしたのも大きく影響している。19%減は、前年の2019年での15%減よりかなり大きい。

これらの数字は新がコロナの感染拡大と関係しているために2021年がどのようになるかは分からないとしているが、いまの感染状況を見ると減少が続くのだろう。

日本の数字がどうなっているかを調べる必要がありそうだ。

 

 

 

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