効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■東欧で再エネ比率急上昇

2020年を境に、欧州では再生可能エネルギーの比率が急速に上がっている。“グリーン革命”と言えるぐらいの変化のようだ。EUでは、2020年に再エネからの電力が38%に上がり、化石燃料利用の火力発電の37%、原子力発電の25%を上回った。ポーランドウクライナでは、再エネ比率が急上昇し、それも序の口といえるような状況にあるようだ。東欧ではまだ未開発の再エネ市場が今年を境に大きく拡大する可能性が大きいらしい。

燃料価格が上昇してきたために、再エネによる発電コストが競争力を高めている。2010年から2019年の数字によると、東欧10ヶ国で見ると、西欧では年間発電量の伸びが4%であったが、東欧では6%だったようだ。その結果、最終電力消費に占める再エネ比率は東欧で8%、西欧で17%と、大きく開いていた。しかし、東欧の電力市場で再エネによる発電価格が大幅に下落し、市民の受け入れも拡大の方向に向かっているために、今後大幅な拡大が予想されている。

ただ、東欧諸国間での再エネ比率にはまだ差が大きいということだ。ルーマニアラトビアクロアチアでは水力発電の比率が高く、65%にもなる。だが、現時点で先頭を走るのは、リトアニアポーランドウクライナで、風力発電が急拡大している。欧州全体で見ると、再エネの上昇率は40%にもなっているとのこと。

このような威勢の良い話が日本で生まれるにはまだ時間がかかりそうだ。

 

 

 

 

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