ハイジャックされた旅客機4機の内2機が、ニューヨークの2つの高層タワービルに突っ込んだのが20年前の今日。テレビのニュースでも終日このことが繰り返し報じられている。その20年後、テロを起こした源の国から米軍が一斉に撤退したが、これから世界の政治・経済がどのようになるかは不確かで、中国、ソ連と米国・EC諸国との対立も相俟って極めて不安定な世界が拡がることになるかも知れない。
この世界情勢の変化の中で日本はどのような位置を占めることになるだろうか。経済にしろ技術開発にしろ、全ての面で先進諸国から遅れをとっている。気候変動の押さえ込みに貢献できれば良いのだが、総裁選の状況を見ると、これも先が見えない。
テロを生むのは貧困だから、日本からの経済支援ができれば良いのだが、その経済的な余裕がなくなっている。この分野でも中国に先を越されるだろう。中国も異なった民族を漢民族に組み込もうとしているが、これがまた新たなテロを生み出す可能性もある。
日本がこのような世界の安定にどのように貢献できるか、国民全体で考える必要があるだろう。近づいている国政選挙がその方向を出すことになるのだろう。
家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作り
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