効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■再生エネ普及で送電線増強

住友電気工業は送電線事業の売上高を2031年3月期に20年3月期比で2倍の約4000億円に引き上げる。生産能力の増強へ新工場の建設を検討する。他の電線メーカー、例えば古河電工なども同じような事業体制を固めているだろう。洋上風力発電に必要な海底電線の需要もこれから急上昇する。どこのメーカーも生産設備を増強する方向に向かっている。

政府は洋上風力発電などの普及を後押しするため、国内で再生エネの長距離送電網を現在の2倍程度に増強することを検討している。ただ日本の場合、どの地域の洋上に風力発電ができるのか、また、それが固定式か浮体式かがまだ明確になっていない。電線メーカーとしてはまず固定式から能力増強を行うだろうが、いずれは浮体式が日本の場合主流になるに違いない。

米調査会社グランドビューリサーチによると送電線などの市場規模は28年に2600億ドル(約28兆5000億円)と21年比で35%増える見込み。住友電工はイタリアのプリズミアンなどに続き世界大手の一角だ。国内では古河電気工業も生産を手がけている。

この間書いたような大型蓄電池船で陸上に電力を供給する方式との競争も起きるかも知れない。しかし、主流は高圧海底電線だろう。洋上風力発電の計画がどのように具体化するかを見守る必要がある。

 

 

 

 

 

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