効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■燃料電池小型トラック

ローソンは8月10日、地球温暖化抑制やエネルギー多様化等に対応した持続可能な社会の実現に向け、トヨタ自動車日野自動車が共同で開発した水素を燃料とした燃料電池小型トラック(FC小型トラック)を東京都大田区の配送センターに導入したと発表した。東京都大田区の低温配送センターに導入されたFC小型トラック(1台)は、7月30日(金)より運用を開始。東京都内のローソン約20店舗への弁当やおにぎりの配送に使用され、走行実証実験を行っている。

この燃料電池トヨタのミライに使われている物を使っているようだ。走行用の電力だけでなく、冷凍・冷蔵食品を運ぶための冷凍設備を駆動する電力も供給するようだ。水素は10kg高圧充填されて、一充填で約260km走るようだから、効率は高いだろう。この実証のためには水素の充填設備も準備しなくてはならないから、かなりの投資が必要となる。だが、一般社会に広く物品を供給している事業者として、地球温暖化対応に前向きな企業だと評価を受けるのは重要だと考えての実証試験だろう。

水素はまだ化石燃料由来の物だろうが、最近コンビニの屋根に太陽光発電パネルが設置され始めているから、再エネ由来の電力に近い将来に代わるだろう。環境にも配慮した持続可能なモデルへ進化するための物流改革に取り組んでいる。ローソンは2021年1月には関東・中部。近畿エリアで、配送拠点から店舗までの組み合わせが最短の距離となるよう、大々的に組み替えを行い、これにより約1,200店舗への配送拠点を変更し、配送ダイヤグラムを組み直すことで、配送コースを約3%減らし、CO2排出量も 約3%削減(半年累計約612トン減)を実現している。燃料電池も脱炭素プロジェクトの一つになっていると言うことだ。疑問は電気自動車の小型トラックは既に走っているのだろうか、ということだ。電気自動車であれば、太陽光発電の電力を直に供給できるから早道なのだが。

 

 

 

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