効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■昆虫食の時代

昆虫も蛋白質から出来ているのだから、そのつもりになれば、何かに形を変えて食料にすることができるのは明らかだ。それを商品化したのが無因良品。無印良品徳島大学と連携してコオロギ粉末入りのせんべいを開発した。

2050年には世界人口が100億人になることが予想されている。そのため、重要な栄養素であるたんぱく質を確保することが重要な課題とされており、家畜の代替えとしての昆虫食が注目され始めている。

昆虫は主な動物性たんぱく資源の家畜と同じく、主要な栄養素を多く体内に含むため、栄養素を効率よく摂取することができる。昆虫を生育する際の温室効果ガス排出量や必要な水やエサの量は、一般的な家畜と比べて圧倒的に少なく、環境負荷も軽減されると言われている。

必要な水やえさの量が圧倒的に少ないので、簡易なキットを使用し、省スペースで飼育が可能。約35日で成虫になり、他の昆虫と比べて、成長が早いので、効率よく生産することが出来る。餌は主に雑穀類を食べるが、雑食なのでエサの選択肢が広く、残った食品を食べる等、食糧廃棄の問題にも貢献する可能性がある。

コーロギには悪いイメージはないが、これがゴキブリだったらどうだろうか。同じ昆虫だし、雑食性で繁殖力は強い。小さなスペースで多数繁殖させることもできる。前に植物から作る肉のことを書いたが、限られたスペースで食料を生産するには、昆虫類がこれから重要になるだろう。粉末の原料にしてしまえば、コーロギであれ、ゴキブリであれ、同じ良質の蛋白になるのだから、敢えて出所を明らかにしないで、あるいは、せいぜい昆虫原料程度に留めれば、食品の増産は容易になり、世界の飢餓を救うことが出来るかも知れない。蜂の子は栄養食として既に存在しているのだから。

 

 

 

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