効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■ワクチン接種体制

今日奈良市庁舎の6階に設けられた高齢者へのコロナワクチン接種会場へ出かけて分かったことだが、接種を円滑に進めるための体制は、医師と看護師だけではなく、関連する来所者の確認、誘導、チェック、アドバイスなどに、膨大なスタッフが必要だということだ。自分の予約は今日の午後3時15分。エレベーターで6階へ行くと、エレベーターホールに沢山の人が居て、係員の誘導に従って移動していた。午後3時予約の人は別室に入り、自分の予約時間に該当する人へもう一つの部屋へ行く手順と、その前に、持参した書類に不備がないかの確認が行われた。

そのホールだけで数人のスタッフが書類の確認と検温の作業を手早く進める。3時15分組は揃って一つの部屋へ誘導されたが、約25人。足元がおぼつかなく付き添いの居る人もかなり見られた。先行組の接種が終わるまで暫く待っている間にも、数人のスタッフが巡回して質問などに答えている。次いで1人ずつ次回、3週間先の同時間の予約手続きが行われたが、それにも2人がパソコンへの入力をしていた。その後医師による予診がある。自分の場合10年前の心筋梗塞もあるし、良性で幸いしたとは言え右の腎臓を取り去っている。常用の薬のリストと最新の検査結果を医師に示し、医師の診断(予診)を受けたが、幸い接種がOKとなり、5つにカーテンで区切った中の一室で女医さんから接種を受けた。自分の場合、血液が固まらないようにする薬を使っていることから、注射の場所から出血する可能性もあるから、暫く手で押さえておいてと言われた。そのカーテン内への誘導にも数人が対応している。

注射が済んでから15分は安静にする必要があるとは聞いていたが、次回に使う書類と一緒に貰ったのが小型のタイマー。広い部屋で安静中の人は皆このタイマーを持ち、数字がゼロに近づくのを待つことになる。良いアイデアだ。新設された空気清浄機もせわしない音を出しているが、全員静かに椅子に座っていた。その中を行き来するスタッフがさらに数人。問題なく15分が終えて会場を出る人のタイマーを受け取り、質問に答えるスタッフもいる。

ワクチン接種は連携のとれた多くの人に支えられていることを教えられた。単なる人海戦術という表現では言えない優れた人達のチームワーク力で支えられている。市役所のスタッフだけでなく、派遣の人達もいるだろうが、円滑に作業が進むように機敏に動いている。まさに人の力の結集の見事さを教えて貰ったという気がする。全国どこの市町村の接種会場でも同様な人の力とエネルギーが発揮されているだろう。

感動の日だった。

 

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