効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■巧妙なゴミ減量策

報道記事だが、日本製紙はトイレットペーパーのロールの長さが、従来より1.5~3倍になる商品の販売のみに特化したということだ。1袋当たりのロール数を減らすことで、長持ちする上に、包装や芯などのごみを削減できる。製造、物流の際に排出する二酸化炭素(CO2)も従来品と比べ最大約40%削減できる。

日本製紙はトイレットペーパー(2枚重ねダブル)の通常の長さの25メートル巻きの商品「スコッティ フラワーパック」の販売を3月末でやめた。4月からは長尺品のみの販売に移行した。長尺に特化して販売するのは同社が初めて。家のトイレに新製品がうまくおさまるだろうか。とはいえ、巧妙なエネルギー消費の効率化だと思う。この類いの方策は幾つもあるだろう。

商品は1ロールあたりの長さが37.5メートル、50メートル、75メートルの3つに限定した。1袋に入る個数を減らせるため、従来の商品と同量でも一度に多く運べるようになる。同社によると、長さが75メートルのタイプでは従来品と比べて輸送時のCO2排出量が41%減ると試算している。

75メートルの商品は従来品3個分のロールではあるものの、一見すると量が少なく、値段が高く見えてしまう欠点がある。これは消費者への広報の仕方でカバーできるようにも思える。王子ネピア大王製紙など他の製紙会社も同じ方向に向かっている。

この方向に沿って販売店がどのような商品訴求を行うかも大きく関係するだろう。トイレットペーパー自体に大きな商品差はないようだから、お得感の具体的に示すと同時に、温暖化ガス排出削減がどのように効果的に行われているかを示す必要もあるだろう。

 

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