効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■福島原発汚染水処理

東京電力福島第1原発のタンクにたまり続けている汚染処理水の処分の方法が決定されようとしている。ほぼ基準以下の放射能を含むまで希釈した汚染水を海洋放出することになるだろう。そうなれば福島海産物の風評被害は避けられなくなる。何か身体に悪いものが入っているものを買わないようにしても、おなじものが他の地域から購入できるのならば、それで困る人は福島地域の人達だけになる。これは日本国内だけの問題ではなく、輸出にも影響を及ぼす。

トリチューム、あるいは三重水素放射線を出し、半減期12.32年で Heへとβ崩壊する放射性同位体だが、これは崩壊した福島第一原子力発電所だけにあるのではなく、原子力発電所が稼働すれば必ず発生するもののようだ。そして、報道によれば、その発生するトリチウム水はどの原発でも希釈されて海や川に放流されているとのこと。だとすると、世界の原発トリチウム水がどのような方式で放流されているかを客観的な資料で説明すれば、福島限定の処理方式ではないことは知って貰えるだろう。そのような説明をこれまで聞いたことがなかったのは、それによって日本の原発への反対運動が加速される可能性があると関係者が怖れたからだろう。

放流か蒸散かの選択しかないとすれば、放射能のレベルを把握しやすい放流になるのは避けられてないだろう。

世界の原発トリチウム水は放流されているという客観的な資料があるのならば、それを詳細に示すことによって、これまで問題は起きていないことを示すべきではないだろうか。ただ、問題はあるのだが、隠されているということであれば、世界の原発の稼働に影響を与えることになる。全体を包括的に示す情報を提供してほしい。風評被害を少しでも小さくするために必要なことだろう。

 

 

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