効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■バイオマス航空燃料

昨日もバイオマス燃料について書いたが、今日も同じテーマになる。それもほとんど報道記事の丸写しだが、日本航空は日本で初めて、回収した衣料品(綿)から製造した国産バイオジェット燃料を搭載したフライトを、2月4日に実施する。回収したと言うことはリサイクルになるが、燃料製造に適したように選別回収ができたのだから大した物だと思う。将来の国産バイオジェット燃料の実用化に向けた取り組みのひとつとして紹介されたのだが、回収した衣料品の綿から、Green Earth Institute、日本環境設計、地球環境産業技術研究機構をはじめとする複数の国内企業の協力のもと、国産技術のみで日本初の国産バイオジェット燃料を製造した。ユーグレナ社もジェット燃料をユーグレナ(藻)から作る目標を掲げていたが、量産がまだ出来ていない。今回の綿からのものは、実際の飛行に使えるだけの量以上に継続生産できるようになったと言うことだから、しかもリサイクルだから、見事な物だ。

同燃料は国内で初めて、バイオジェットの国際的な燃料規格(ASTM D7566)の適合検査・品質検査に合格。既存のジェット燃料との混合が完了し、一般のジェット燃料として、商用フライトへの搭載が可能になったという。同燃料は「10万着で飛ばそう! JALバイオジェット燃料フライト」プロジェクトで、2018年10月~2019年1月の期間に全国から回収した約25万着の衣料品(綿)を原料としたものだというが、衣料だけの回収経路はどのようにして維持したのだろうか。政府の掲げる「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」の実行に向けて、同グループは、国内企業と業界横断的な連携を行い、バイオジェット燃料を原料から製造・搭載まで日本国内で完結させる仕組みの構築に取り組んでいると報じられている。このようなプロジェクトがあるとはこれまで知らなかった。自分の不注意だったのかも知れない。

 

 

 

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