効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■脱はんこ

行政改革の一環として脱はんこが進められているが、はんこは日本の手続き関連でほとんど必須のものとなっており、いわば日本の文化のようなものだ。ただ、今回の脱はんこでも、実印はなくならないようだ。民間の会社でも、全ての決済ははんこで行われているから、そのシステムを変えるのには、事務作業手順や書類のデザインから全て変えなくてはならない。意外にこの変更作業には時間がかかるかもしれない。役所の窓口申請手続き書類にはんこを使わないのは簡単なことで、いまでも免許証などで認証しているからほとんど影響はないだろう。他の分野では意外な盲点がある可能性はある。

はんこメーカーがどうするかと思っていたら、大手のシャチハタが今日、社内外で文書の申請や承認ができる電子決済サービスを24日から始め、この分野に本格参入すると発表したようだ。これで思ったのだが、かなり前から電子決済の具体化が検討されていたのだろう。2025年迄に50億円の売上を目指すというのには驚かされた。新サービスは「シャチハタクラウドビジネス」とタイトル付けされていて、取引先などとインターネット経由で重要文書や契約書をやりとりすることを想定している。当然のことだが、セキュリティー対策も十分なようだ。

これまでの経験からすると、報告書のような内部文書でも、作り上げてはんこを押すときには、これで十分検討したということを自分に言い聞かせるような気分があった。この分野にははんこを残しても良いような気がする。社会的な決まりのようなものだし、いま使っているはんこを捨てるのも残念な気がする。次第にはんこの権威がなくなることは確かだが、日本ではサインは普及しないだろう。ワープロで作った文書にサインをするかはんこを押すかというと、自分ははんこを選択する。ただ、文書がデジタルのままで決済されるとすると、はんこは使えないが、それに代わるデジタル紋章を最後にくっつけることもありだろう。どうも抵抗勢力になったようだが。

 

 

 

-------------

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作りアクセサリーのご紹介。

https://minne.com/@plusme

https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form