効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■奈良市の浄化センター

今日の奈良新聞の報道で知ったが、奈良市のし尿処理など行う「市衛生浄化センター汚泥再生処理施設」(同市大安寺西2丁目)が、ようやく設備の「長寿命化」に向けて動き出す気配のようだ。平成15年の完成以来、基幹改良工事が行われておらず、近年はトラブルも続出。現場は設備損傷による突発的な修繕に追われているという。市は本年度、長寿命化計画策定に1180万円を予算化した。

この施設は、奈良市東部や市街地の一部などから収集した屎尿や浄化槽汚泥、生ゴミについて、BOD(生物化学的酸素要求量)、窒素、リンなどを除去する高度処理を実施したのち、浄化した水を放流し、汚泥については堆肥化するなどで再利用してきたようだ。堆肥は市民に無料で配布しているらしい。施設は整備以来一度も基幹改修が行われず、故障が頻発しており、昨年12月には、屎尿受け入れ槽の入口が詰まり、再稼働に一週間を要したように、トラブル続きだという。

このような施設があることすら知らなかったが、最初は下水処理場かと思ったのだが、どうもそうではなさそうだ。どこの屎尿を生の状態で受け入れているのだろうか。浄化槽汚泥はどこのものか。生ゴミはどの地域のものだろうか。奈良市のゴミ処理は環境清美センターで全て対応していたと思っていたのがどうも間違っていたようだ。

ともかくバイオマスを集めて処理しているようだから、この改修は、設備の更新だけではなく、メタン発酵によるバイオマス発電や、建物の上に太陽光発電設備を取り付けるなどで、地球温暖化対応になるような改修をしてほしいものだ。

 

 

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