効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■CASA年次総会と第27回地球環境市民講座

朝の9時前に家を出て、天満橋にあるドーンセンターへ出かけた。午前中にあった認定NPO法人地球環境市民会議(CASA)の第19期通常総会に出席し、午後にCASAが開催した環境市民会議にも出席した。荒れ模様の天候が予想されていたが、雨には遭わず会場に入ることができたのは有り難かった。

総会には30人ほどが出席していたが、予め議事内容や資料を受け取っていたので格別のことはなかった。自分が意見を述べたのは、会員数が伸びないということだ。CASAが始まった頃に会員になった人達が高齢になり、退会するようになっていることが一つの理由。そして、なかなか若い会員を獲得できていないことだった。環境問題には一般社会も関心を高めているはずだが、同じような趣旨の団体が増えて競合していることもあるだろう。今後団体企業として企業を呼び込むことも一つの方策かも知れない。

午後からの市民講座では会議場が一杯だった。講師は、最初に国立環境研究所の地球環境研究センター副センター長をしておられる江守正多氏が「1.5度C特別報告書~内容と意義」というテーマで、次いでCASA専務理事の早川光俊氏が「パリ協定と日本の課題~世界の動きを見ながら~」というテーマで話をされた。危機的な状況にある地球環境の現在と未来について、世界の対応を知ると共に、日本がいかに曖昧な対応をしているかを改めて確認させられた。全体としては自分の理解と大きな隔たりがなかったのが、良かったのかどうかは分からない。

紹介されたもので興味を惹いたのは、鳥取の賀露おやじの会という妙な名前のNPO法人が、木の板材に正確な切り込みを入れて、接着剤やネジ釘を使わずに家具やモデルを作れる素材を開発して販売しているということだ。孫の遊び道具としても面白そうだと思ったが、展示のみで販売はしていなかったので、直接発注しようと思っている。

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