この間フランスが2040年迄にガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する方針を打ち出したが、これと同様の施策を英国がとることになったという。都市部などでの深刻な大気汚染問題に対応する目的だというが、大気汚染の問題が大きい中国もこれに倣った施策を打ち出す可能性も高いと感じる。欧州の自動車メーカーはこの方向を知っていたものか、電気自動車へのシフトを急速に進めている。EVが世界の主流になるとすれば、市場とすれば今後もっとも大きくなる可能性が高い中国の動向が気になる。米国のリサーチ会社が蓄電池価格の急速な低下を発表しているが、これがさらに加速されるだろう。だが、EVがいまの自動車並みに普及するようになると、充電のための電力供給を担うグリッドの制御がこれまでのものとは大きく変化しなければならないだろう。これから販売されるEVについては、充電も含めて送電系統との情報交換が密にできる制御システムを標準として備えていなければ販売できないようになるのではないかとも思える。
明け方物凄い雷の音がして、突然停電した。少し時間を置けば回復するだろうと思ったのだが、暗闇が続くので起き出して近所の家を見ると電気が点いている。自宅だけの停電だ。以前にも同様のことがあったので、電気メーターのあるところまで行って、ブレーカーの再投入をしたら自宅の門灯が点いたことで、これがうまく行ったことを確認できた。こんなことがあるとすれば、お隣のような太陽光発電を屋根に取り付けている所も何かの影響を受けなかっただろうかと思ったが、いつか尋ねてみることにしよう。