効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

剪定枝のチップ化

千葉市は2017年度中に植木の剪定(せんてい)枝や刈草などのリサイクルを市内全域で始めるということだ。発電用の燃料や家畜の敷料などに再利用する、ということは、その目的に合った処理をしなければならないはずだ。老朽化したゴミ処理設備を閉鎖して、10年後に新設する計画になっていて、現在の設備3基が2基に減ることに対応した施策となる。剪定枝などはこれまで可燃ごみだったが、4月以降は資源ごみとして収集する。リサイクルは民間事業者に委託し、年間の焼却ごみの2.4%に当たる7000トンの収集をめざす。これがうまく機能すれば、千葉市のゴミ処理設備を2基体制でしのげるかもしれない。ここで気になるのが、剪定した枝をどこでどのように処理するかだ。切り取った枝をトラックに乗せて別の所に運んで裁断するのは非効率だ。できれば剪定した場所で裁断ができれば効率的になるはず。騒音の問題への対応をしなければならないが、剪定枝のリサイクルはこれから市街地が抱える大きな課題になるはずだから、有効な方式や裁断設備を導入してほしいものだ。