効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

東北・東京間連系線

東北電力東京電力の間を結ぶ連系線の容量が、東北から関東への送電に制約があるとされている。その解消のために、電力広域的運営推進機関は2月3日、東北東京間連系線を増強する広域系統整備計画を策定し公表した。計画では、広域系統整備実施後(増強後)の運用容量(東京向け順方向)は1,028万kWとなり、2021年度以降の運用容量573万kWから455万kW増強することになる。この増強により系統には70万kW程度の空容量が生じ、将来の電力取引の活性化や再生可能エネルギー電源の導入にも寄与できる。さらに、同連系線を複数ルート化することで、連系線1ルートの2回線故障時の系統分離が解消されるなど、供給信頼度の向上も図るとしている。概略工事費は1,530億円。
ここで疑問なのは、福島原発第1は東電の発電所だから、そこから関東への送電網500万キロワット相当が残っているはず。その容量の転用も含めての話だろうか。それを温存していて利用を検討していないとすればけしからんことだ。少し調べてみる必要がある。