効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

再生エネ協働ネットワーク連絡会

今日もまた早めに昼食を済ませて近鉄奈良駅まで。近くの会議場であった表記の会合に参加してきた。これは地方自治体や諸団体が再エネ普及に向けてどのような行動をとっているかの情報交換会。数年前から開催されているが、新しい情報を知ることができる。
最初に地球温暖化阻止に向けたパリ協定の動向の説明を受けた。いささかショッキングだったのは、日本の気候変動対策が協定を批准した58ヶ国に内で57位だということだった。発電に石炭をさらに使おうとする現状に向けた批判的評価だそうだ。パリ協定以後世界で様々な動きがあるが、地域や自治体、そして企業の温暖化対策が進展している。化石燃料への投資から撤退している企業も出ている。今年は京都議定書20周年だということも再認識させられた。その後、奈良県からエネルギービジョンの策定推進について説明があり、続いて、岡山市の市民組織によって、保育園という公的な施設に太陽光発電を設置するのに、市の組織が大きな協力をし、その後岡山県内の自治体に同じような事例が拡大する端緒となったという事例報告。さらには長野県飯田市の行政との共同事業の報告、奈良県内のミニ水車で発電するプロジェクトの拡大についての報告を聞いた。久しぶりに勉強したという感じで帰宅した。