効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

北極圏の温暖化

北極圏の温暖化速度は、過去25年の間を見ると、他の地域の2倍になっているという。その結果北極圏にある土地の雪がない部分が増え、そこにこれまで育たなかった植物、樹木が繁殖するようになる。そうなると、これまでの露出した土地だけがあるという環境を使って生きてきた生物の状態が一変するかもしれない。また、渡り鳥の利用形態も変わり、その種の生存にも関わる事態となる可能性もあるらしい。この変化はもう元に戻すことはできないだろう。地球温暖化の原因を人間が作っているかどうかは別にして、このような大きな環境変化の中で地球上の生物は生き続けようとする。生物の分布も変わるだろう。大きな転換期に差し掛かっているのかもしれない。土地の露出部分が増えたことによって何が起きるかについて、学術的な研究はまだ十分なされていないが、生態に大きな変化をもたらすことについては学者も認め、憂慮しているという。自然の変化が確実に進んでいると言えるだろう。