効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

超微細DRAM量産

暖かそうな日差しがあるのを見て、テニスに出かけた。今日は休日ではないからかコートに来る人の数が少なく、続けて3セットも試合をすることになってしまった。普通は最初の練習30分ほどの後、1セットの試合をしたら帰る。しかし、自分が抜けたら人数が揃わなくなるので、フルに運動をさせて貰った。明日は筋肉痛が出ないか少し心配。
テニスにはほとんど新聞を読まずに家を出たので、帰ってからゆっくり新聞を手にした。日経の一面に、エルピーダが超微細DRAMの量産を7月から始めるとあるのを見て、まだそれだけ微細化する余地があったのかと驚くと同時に、世界で最初にこの量産技術を完成させたと知って、日本にまだ半導体技術の開発力があるのだと嬉しくなった。工場の所在地が広島だとあったので、これが東北でなくて良かったなとも思った。
微細化競争ではこれまで韓国のサムスンに負けていたそうだが、今回で逆転だ。微細化すればシリコンウエハーから作れるDRAMの量も増大する。コストも下がる。先行者利益も確保できる。まだムーアの法則が働いているのだ。これはDRAM製造、その応用製品について、単位エネルギー消費を大きく引き下げる可能性がある。これをきっかけにして日本の半導体技術が世界をリードするようになってほしいものだ。